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2方向道路に面している住まい。
吹抜・坪庭を上手く取り入れ明るく落ち着く空間
Works Case#006 塩尻市A様邸

塩尻の駅西2方向の道路に囲われながらも、家の中には外の視線を感じられないプラン。お客様の過去のお住まい場所である京都からインスピレーションを受け、プランを取り入れました。

「町家のような佇まい」

建築家/相原 昭彦
(相原昭彦建築設計事務所)

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お客様から、以前お住まいになっていた京都の町家の中庭が好きだと伺い、どのように活かし京都を感じてもらえるかを考えた。町家の特徴である道路に面する軒の水平面を出すために、屋根形状を切妻とした。各箇所から眺めることができる囲われた坪庭と、吹抜から入り込む光のおかげで、外を感じることが叶いながらも視線を避けているため、二方向に囲まれた道路は感じずにゆっくり過ごせる。将来お母様との同居も考え対応できる部屋も用意。家に居ながら京都の町家旅館で過ごしているような非日常を感じられる住まいとなった。

建築家プロフィール/相原 昭彦
Living_1

Living_1

キッチンを囲むカウンターは多用途で使用できる。左奥にあるスペースは、和風旅館にある広縁のように作り非日常へと誘う。

Living_2

Living_2

シースルーの階段、広々と取った吹抜けで、上からの光は1階にしっかりと届く。

Hall

Hall

玄関からリビングへの廊下の足元からも坪庭を覗き見られる。太陽光もしっかりと入り心地よい。

Facade_1

Facade_1

京都町家のファサードを意識して、東西の道に対して軒先が水平に見えるように屋根を計画しました。

Facade_2

Facade_2

無機質に見えがちなガルバリウム鋼板の中に、温かみのある木の素材を玄関周りにだけ持ってきました。

2nd Floor

2nd Floor

可変できるように大空間にしました。1階から見上げた時も壁が無く、広々感じていただけます。