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光が降り注ぐホワイトハウス
Works Case#005 松本市Y様邸

「空が見える明るい家に住みたい」というご夫婦の要望を実現した光が降り注ぐ明るい家。ご主人のご実家の旅館横が建築地。37坪という限られた敷地ではあるが、外からの視線の遮断と解放感を生み出す光の採り入れが魅力。

開放と遮断

建築家/相原 昭彦
(相原昭彦建築設計事務所)

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3方向を駐車場に囲われた敷地。残りの1方向は接道を挟んでご実家の旅館。宿泊客の出入りの激しい敷地に対してどのように視線を遮断するのか。また要望の中には外との繋がり・解放感。相反する課題に対して相原氏は一つの設計にまとめた。

まず宿泊客の動線を考え、そこからの視線を意識した。外部の視線の高さに窓配置をせず、高所配置と地窓という選択。室内空間は上下とのつながりを意識することにより解放感を演出。リビングとつながるウッドデッキと目隠しの植栽をすることで、開放と遮断を実現することに成功した。

建築家プロフィール/相原 昭彦
Living

Living

リビング空間とダイニング空間をまたぐ階段を設置することにより、さりげない空間分けを演出。

Facade_1

Facade_1

不揃いに見えながらも統一感のある窓配置。北側にある大きな窓が建物の存在感を高める。

Facade_2

Facade_2

Atrium

Atrium

吹き抜けと子供部屋を繋げることにより1階への光度を高める。より一層明るい家へと誘う工夫をしました。

North window

North window

北側の大きな窓からは常に安定した光を室内に採り込む。1階からも北側の空が見えるという驚きを入れた設計となっています。 

Free-space

Free-space

子供の成長に合わせて進化するフリースペース。個室が必要になる時までは、家の中でも広い空間でのびのび遊ばせられる。

Entrance

Entrance

シンプルでありながらもどことなくセンスを感じるエントランス。外からの視線を計算された高さに窓配置。