階段デザインの種類メリットとデメリット
SUNRISE-arc株式会社(R+house松本店)の若井です。
朝玄関を出た時に、車のフロントガラスが凍っていたのを見て、冬が近くに来ていると感じました。
最近寝るときに飼い猫が布団の中に入ってきて、腕枕で寝るようになったのも寒くなったことを実感させる一つです^^
季節の変わり目、皆さん体調には十分気を付けて行きましょう!
今回は、階段について書いていこうと思います。
家の中だけでなく屋外の公園や飲食店の中、商業施設の中に様々な形状、素材そして色の階段を目にすると思います。
形状でいえは主に、直階段・かね折れ階段・折り返し階段・らせん階段の4種類があり、それぞれの特徴をあげると、
・直階段:最も一般的で、折り返しがなく省スペースでの設置ができ費用を抑えることができるのが特徴。
バランスを崩した場合、下まで転がり落ちてしまう危険がある。
・かね折れ階段:段の途中でL字型に折れ曲がっていることで、踏み外した時に下まで転がり落ちるのを
防ぐことができるが、直階段に比べると折り返しの分面積が増えコストは上がる。
・折り返し階段:Uの字(180度)に折れ曲がっている階段で、これも踏み外した時に下まで転がり落ちるのを防ぐことができる。折れる部分をどのような形状にするかによるがコストや面積は大きくなる。
・らせん階段:デザイン性が高く、省スペースでの設置ができるのが特徴。一般住宅でも取り入れられている
が、中心に近い部分の踏面が狭く年齢層に限らず注意が必要、大きな荷物が運びづらくコストは高額。
このようにそれぞれの良し悪しはありますが、使用状況や使用者を考慮した上で、しっかりとした手摺を付けることで安全に上り下り出来ますので、素材や色を選び、お客様だけの一つの階段作りを楽しんでいっていただけたらと思います。
新築時の階段も鉄骨のもの、木製のものなど好きなインテリア、デザインによって素材を選ぶことができます。
リビングの中にある階段がいいのか、リビングを通らない階段の位置がいいのかはお客様のライフスタイル、理想の家事動線によって決まってきます。
さて、話は変わりますが、
階段には、踏板(踏面)、蹴込や蹴上といった名称があります。
・踏板(フミイタ):足をのせる板。
・蹴込(ケコミ):階段の段の立ち上がり部分。
・蹴上(ケアゲ):階段1段の高さ
上記は、階段を作るにあたって重要な部分で、デザインよりも優先的に考えなければならない部分です。
普段移動時の、安全性や上り下りのし易さに影響する部分なのでしっかり考えなければならないところです。
弊社にも階段のサンプルがありますし、展示会等に参加していただくことでも体感していただけいると思います。
手摺の高さも然りですが、階段下を収納にしたり、トイレにしたり、照明やカウンターを取り付けて趣味の部屋にしたり、観葉植物を置いたりと色々なパターンとして計画できます。
一緒に、楽しく住みやすいすまいをつくっていきましょう
登ったり下りたり、階段は人生のようなものですね。必ずしも上がいいとも限らないけど、
愉しく生活していきたいですね。
施工事例 : https://sunrise-arc.jp/orderhouse/works/
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