Living
外から帰って来たら、リビングに入る前に手洗い。そこからキッチンとリビングが一体となった大きな空間へ。ゆったりとくつろげそうなこの場所は、居眠りへと導かれそう。
新たな気持でここからスタートしようと探した松本という街で出会った土地。敷地に対し斜めに建物を配置することで、庭の使用目的を明確に分散させるということを考慮した。東方面にある山々を眺める事ができる窓にも配慮。
建築家/木内 浩司
(ワーズワースクラフト一級建築士事務所)
外から帰って来たら、リビングに入る前に手洗い。そこからキッチンとリビングが一体となった大きな空間へ。ゆったりとくつろげそうなこの場所は、居眠りへと導かれそう。
白い壁と木目の壁が良いコントラストを作り出している。斜めに配置された壁がなめらかに動線を2分割するデザインがおもしろい。
外と中とが繋がった木目の壁が空 を一体化してくれる。 段下のスペースを有効活用し明るく 放的なエントランス。趣味であるアウトドア用品が全て入る壁面収納。この大きな土間は南からの日差しを受け熱をためる効果もある。
吹き抜けに設置された鉄骨階段は、陽の光に明るく照らされ、心地よく2階へと、そして1階へと案内してくれる。
上部が開口となった洗面スペースは照明の色と自然の色が織り混ざった光に包まれて、毎日気分良く過ごせそう。
こんな清潔感のある明るいキッチンで料理を作っていたら、もう一品増えてしまいそう。急なお客様が来ても食器も冷蔵庫も扉の中なので安心。テーブルじゃなくカウンターでの食事も良いかも。
真っ白な壁に囲まれた中に暖かみのある照明を中心からずらして配置し、動きのある空間へ。自然の光も採り入れて、快適な時間を過ごせそう。