排水桝のお手入れ方法と日々の点検

SUNRISE-arc株式会社(R+house松本店) の飯沼です。 

 

 お客様よりご契約いただいた建物を設計図に基づき完成に至るまでは、様々な工程を多くの業者さんの力を結集し形として見える部分や表面が覆われて隠れてしまう部分も含めて工事を進める訳ですが、 

完成してお引渡し後にお客様に保守点検していただく事があります。 

 

 キッチンやお風呂等の住宅設備機器はメーカーによる仕様説明やQRコード等をご利用していただき使用方法を確認して戴ておりますが、弊社では、必ず取扱説明書をファイリングしてお渡してご確認いただいています。 

使ってみないと分からないことが見えてこないこともあるかと思いますが、特に注意事項が明記されているのでお読みいただくようお願いしております。 

 

 排水について一部地域を除いては点検桝が必要箇所設けられており、定期的に蓋を開けて点検及び清掃をお願いしております。 

お手入れ方法としては、排水桝の蓋を開けていただくと、中に取っての付いた樹脂プスチック系のネット状の部品が入っていて流れてきた排水の中で徐々に固型化した排水物が引っ掛かるようになっています。 

その固形化した廃巣物を定期的に取り除いていただく事により排水の流れを保つことになります。 

点検の頻度の目安としては、6か月に一回です。 

お引渡し間もないときには使用頻度や生活スタイルによっても変わるところですので、初回は1か月後と3か月後にご確認いただき、どのくらいたまるかをご確認いただくよう推奨しております。 

それにより定期的に行う頻度をお決めいただいたほうが1回にかかる時間等の目安にできると思います。 

ここの掃除をおこたってしまうと、汚水がうまく流れず逆流、つまりの原因になり大変なことになってしまうこともあります。 

特にキッチンからの排水が流れてくる桝は特に注意が必要です! 

冬に入るときには、 

・点検桝の掃除(冬は油が特に固まりやすい) 

・給湯器周りの凍結防止帯のコンセントが抜けていないか 

・立水栓の水抜きをしてあるか 

の3点は外回りで必ず確認して頂きたいところです! 

 

また日々のお手入れとは異なりますが、5~10年ほど経って「排水の流れがわるい?」と感じた場合には、高圧洗浄もおススメです! 

洗剤などでは取れないキッチン本体の配管のつまりや、配管内部の洗浄をすると詰まりの解消できます! 

 

 生活排水ではありませんが雨水排水桝野中もお施主様に点検をお願いしております。 

雨水排水桝はコンクリート製の角桝を使用しており四角い蓋を開けて中を見ると雨水の配管が出ていて 

その下に砕石を施工しております。 

点検していただく時期は春から秋にかけての時期になりますが状況にもよりますが特に夏の期間は雨樋から虫の発生や樹木の葉っぱの進入の頻度が多くなりこの桝の中に発生することが多く見受けられます。 

 

 これらを除去しないままですと砕石の間に詰まり、浸透が悪くなる可能性がありますのでお手入れの一環としてお願いしております。 

 

今回のご紹介はお手入れの一部ですが、お引渡し後の快適にお暮しいただけるご説明ができるように日々精進していきたいと思います。 

 

【イベントのご案内】

2月23日(金)・24日(土)・25日(日)新築完成見学会

『明るく広がるくつろぎ空間とアーチの印象的な家』

@東筑摩郡山形村

詳細・ご予約はこちらから↓

https://sunrise-arc.jp/events/2024_0223.html

 

施工事例 : https://sunrise-arc.jp/orderhouse/works/

アーキテクトマガジン : https://andarchi.net/cec/sunrise/

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