塗装工事、クロス工事紹介

SUNRISE-arc株式会社(R+house松本店) の飯沼です。

秋の風が肌寒く感じる季節となってきました。

 

今回は仕上げ工程についてお話したいと思います。

仕上げ工程は、お客様がお選びいただいた、内装の色、壁紙を施工していく工程で、最終的に表面に見えてくる部分となります。「かっこいい」「おしゃれ」「かわいい」は内装の場合はこの段階でやっと見えてきます。

私の仕事は大工さんが造作工事を完了すると仕上げ工事の業者さんに工程が移っていきます。

この時になると、お客様も引越しの予定なども決まっていることも多いので、工程にずれがないよう予定は予め工程表で確認をしてもらい、着手日等は現場状況により連絡を取り合って調整します。

 

仕上げ工事で本日ご紹介させて頂く工事

1つ目は塗装工事です。

木材のアラワシの部分や集成材カウンターの塗装は最後に行います。

表面のほこりや汚れ等があれば除去し塗装します。

塗装する色などにより、塗る回数も、塗料も変わります。

木材など色を何色にしようと迷われることもあると思いますが、もし迷われた際には「薄い色を選ぶ」がおススメです。理由としては、濃い色のあとに薄い色を塗ることは難しく、逆に薄い色の後に濃い色を塗るという方が、もし後から色を変えたいという場合に幅が広がります。

 

 

2つ目は内装工事です。

内装の仕上げの種類には、タイル貼り、板張り、塗り壁、パネル材、など様々なものがありますが、

今回はビニールクロスの仕上げをご紹介します。

石膏ボード下地の継ぎ手部、コーナー等にパテの下地処理を行います。

コーナー部分には、角がきれいに出し、コーナー部分の石膏ボードの保護の為にコーナーテープを貼ってからのパテ処理を行います。

その後にクロス(壁紙)ですが木造住宅の為、木の伸縮等により表面にも少々の動きの影響により仕上げ材に影響が出る場合があります。

そのため、当社では入り隅のクロスは巻き込まずにカットしてもらいます。

これをすることにより、クロスの収縮等で入り隅部分にしわがよったりすることを防ぎ、補修も容易にできます。

入り隅のクロスは切れていますので、ボンドコークで目立たなくします。

ボンドコークは白の壁紙には白など、目立ちづらいものを選定します。

その後、クロスの収縮などで入り隅部分のボンドコークが切れることはありますが、しわの場合は直すことがとても難しくなりますが、入り隅でジョイントさせると再度ボンドコークを施すことできれいになります。

↑入隅のクロスが切れている状態

↑入隅切れ目を補修後

 

春夏秋冬で湿気や乾燥により状況が変化する為、隙間の巾や状況により様子を見ていただくようお願いしています。

 

季節によっても時間がかかることもありますが、お引き渡しに向けて業者さんと共にお客様にご満足いただける建物を提供する為、日々邁進していきたいと思います。

 

【イベントのご案内】

11月12日(日)賢い家づくり勉強会@松本市勤労者福祉センター

詳細・ご予約はこちらから↓

https://sunrise-arc.jp/events/2023_1112.html

 

施工事例 : https://sunrise-arc.jp/orderhouse/works/

アーキテクトマガジン : https://andarchi.net/cec/sunrise/

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