【住宅ローン減税】2024年～省エネ基準に適合することが必須条件に

こんにちは。

SUNRISE-arc株式会社（R+house松本店）　三溝です。

本日は住宅ローン減税についてお話させていただきます。

住宅ローン減税とは？

住宅ローンを利用してマイホームを新築・取得・増改築した場合、年末時点でのローン残高の0.7％を最大13年間にわたって所得税などから控除する｢住宅ローン減税｣。

つまり「税金が安くなり負担を少なくし住宅の購入を促進させる精度」です。

住宅ローンの負担が軽減されるため、利用する方にとってメリットの大きい制度ですが、令和4年度の税制改正では、住まいの省エネ基準をより重視した内容に変更されました。

※出典：国土交通省ホームページ 住宅ローン減税より

省エネ基準を重視した内容とは？

これまでも住宅ローン控除の借入限度額は省エネ性能に応じて異なっており、省エネ性能が高いほど限度額は増額され、省エネ基準に適合しない場合は低くなっていましたが、2024年1月以降に新築の建築確認を受け、省エネ基準を満たさない住宅は、住宅ローン減税の対象外となってしまいます。

つまり「家の性能によって税金の優遇が大きく変わってしまいます。性能が悪い住宅の場合住宅ローン減税がもらえない！」

また、住宅ローン減税の申請時には、省エネ基準に適合していることを証する必要書類として、
① 建設住宅性能評価書
② 住宅省エネルギー性能証明書
いずれかの提出が必要になります。

今回の改正により場合によっては住宅ローン減税の適用を受けることが出来ないということも想定されます。

省エネ性能の高い家はローン減税だけではなく、日々の光熱費にも影響するのと、より快適な生活を送れますので、性能の高い家を買った方がお得になるかもしれません。

今後、新築住宅の建築、購入を検討される方は事前に省エネ基準に適合しているか、証明書の発行は可能かなどしっかりと確認しておくようにしましょう。

ただし、住宅ローン減税がもらえなくなるから、早く契約しましょうという話にはお気をつけください。

「うちの会社は省エネ性能が悪いから住宅ローン減税がもらえません」と言っているようなものです。

まずは正しく制度を理解し、ご自身が住宅ローン減税で恩恵があるのかシミュレーションをしましょう。

詳しくはこちら　⇒　国土交通省ＨＰ 「住宅ローン減税」

このように知らずに建てた後に数百万円損をしてしまうことがありますので、後々、後悔しないように「賢い家づくり勉強会」を開催しております。

・家の性能ってどういうこと？

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