SUNRISE建築事例Case#019.建築家宮田恵実設計｜ORDER_HOUSE(R+house)｜松本市・塩尻市・安曇野市で建築家と建てるデザイン注文住宅ならサンライズにお任せ下さい。

吹抜けを設けた開放的なLDKと家族のつながりを考えた間取りが特徴の家。敷地の特徴をとらえて、ふたつの庭空間をつくっているのも特徴。 Works Case#019 松本市Y様邸

家族6人が住む家を狭く感じさせず最大限広さを感じられる家となりました。南面には大きな窓を設け、より開放的に感じられます。南面は家族や仲間が集まる楽しめる庭、東面は子供の遊べる庭と2面に開けた。

【基本情報】

敷地面積：258.8m²（78.28坪）

延床面積：121.73m²（36.82坪）

家族構成：大人2人子供4人

C値：0.3cm² / m²

Ua値：0.43W /（m²K）

建築家／宮田恵実
（一級建築士事務所ＭＯＯ空間設計室）

恵まれたゆとりのある敷地環境を最大限に活かし南と東のふたつの庭と親密につながる明るく開放的な住まいです。

建物の間口を広くとって南面する２層に渡る大開口から豊かな陽光を取り込むと共に南の庇と袖壁が日射をコントロールします。家の中心であるリビング・ダイニングは南面する大きな吹抜を設け吹抜に接した２階の空間も取り込んでより広がりのある豊かな空間を実現しました。

動線計画としては土間収納からパントリーを経てキッチンへ至る裏動線玄関やキッチンから２階の水回りへ行くスムーズな動線、２階にまとまった衣類動線などを整理し生活を快適に整える計画としています。

Facade

グレーの塗り壁をベースにブラックとホワイトがアクセントになっています。ただの真四角ではなく、凹凸さが印象的な外観となっています。南の庇と袖壁が日射をコントロールします。

玄関を入ると風除室があります。風除室はお子様たちにも友達をたくさん連れて来てほしく、家の外と中の出入りが多い時も冷気、暖気が逃げづらいように設けました。また来客時にプライベートな空間の境界となります。レッドシダーの板張りがアクセントとなっています。

開放的なLDK。大きな吹抜けを構造的に支える梁を橋のようにデザインしふたつの大きな吹抜け空間が広がります。南の大きな開口からは明るい日差しが差し込みます。ダイニングテーブルは6人座れるサイズ。デザインの違うチェアには1つ1つがお気に入りの一脚

アンジェロのソファはみんなでくつろぐスペースとして奥のキッズスペースともつながり、各々好きな場所で思い思いに過ごせます

グラフテクトのキッチンはⅡ型になっており作業スペースが広々使えます。さらにキッズスペースも見えるので離れた家族の様子も伺えます。

ご主人の仕事スペース。仕事の書類もお子様が手の届かない高さに棚を設定しました。床の近くには床下エアコンを隠す格子を設置。

廊下スペースを利用した長いカウンター。3人がゆったりと座れるスペースを確保、壁には間接照明を仕込み、やわらかな光を読書や気分を変えてここでの仕事も

冬は大きなリビングの窓と吹抜けの窓から日差しを取り入れ自然の力も利用して大空間を暖めて大空間＝光熱費がかかるをなるべく抑える工夫をしている。夏は庇で日差しをカットしている。