快適な暮らしのための家事動線・生活動線を考える

SUNRISE-arc株式会社(R+house松本店)の清澤です。
インテリアを考えるとき一番楽しいのは、空間の色や材質、窓装飾、照明、家具やなどのインテリアエレメントを決める時ではないでしょうか。
SNS上では素敵な家の写真がたくさんアップされていますから、「この写真のインテリアが素敵だな」「こんな感じの部屋にしたいなあ」と夢はどんどん広がりますね。
先ずその前に、快適な暮らしのために考慮すべき「動線」を考えましょう。
住む人の動線を計画することで無駄な動きを省き、ストレスのない理想的な間取りが実現します。
これから家を建てたい人は皆さま「家事動線が良い間取り」「動線がよくストレスの少ない間取り」を希望される方は多いです。
動線とは、建物の中で人や物の動きを想定した経路を言います。
間取りを考えていく上で、大切な部分です。
動線には「生活動線」と「家事動線」があります。
生活動線は、生活をする上での一連の動きの経路、家事動線は、家事にかかわる動きの経路のことを言います。
【家事動線】
家事と言えば、炊事、洗濯、掃除、この作業を効率よくできれば時短にもつながります。
家事動線の良い間取りは、子育て中のママはもちろん、将来に亘っても生活しやすいため、人気のある間取りになります。
外から食料などの荷物を搬入する場合、玄関とキッチンの間の動線上にパントリーを配置すれば、買ったものの収納、整理がそのまま行えます。
また、ビルトインガレージを間取りに加えれば、天候に左右されず物の搬入、ゴミ出しの作業もしやすくなります。
キッチンでの作業と洗濯を同時進行する場合も多いと思いますが、隣にランドリールームを配置することで、スムーズに行き来ができ、家事の効率が上がります。
洗濯は、「洗う→干す→仕舞う」という一連の作業になりますから、これを同じフロアで動線をつなぐのが理想的です。
このような時短を大切にしている人が多いので、平屋の人気があるのかもしれませんね!
ただし、2階建ての場合は、ウォークインクローゼット(WIC)を寝室の近くに配置し、身支度の動線を優先させ、洗濯の動線から分離してもよいと思います。
コストを抑えるために、浴室、ランドリールームを2階に設ける方もいらっしゃいますがこれもお客様の生活スタイルによって変わってきます。
掃除用具の収納もキッチンの近くにあることで動線が短くなり、作業効率があがります。
水回りをまとめることにより、動線を短くできます。
また、これらを回遊する動線を作ることで、生活の中で一番負担が大きい家事作業の効率が上がれば、余った時間を趣味や他の事に使うことができます。
【生活動線】
生活動線は家族構成、人数、年齢、生活パターンの違いなどによりさまざまです。
朝起きてから出かけるまでの一連の流れの中で、寝室、洗面、トイレ、WICを回遊できる動線にすれば朝の忙しい時間を短縮できます。
また、家族の人数が多く朝の行動が重なる場合、水回りを複数設置し、その場合洗面化粧台の一つを廊下に設置することで動線を分散させることができます。
帰宅後、すぐにお風呂に入り着替えたいという方の場合、
LDKを通らず、洗面脱衣室→浴室、またはWIC→洗面脱衣室→WICの動線にしておけば、さっぱりしてからLDKに入ることができます。
家族それぞれの行動パターンを考慮した上で、動線を考えることが大切です。
動線計画は、ライフスタイルや家族構成など様々な要素により変わってきます。
作業効率や、短い動線による時短は一般的にはメリットと考えられますが、人によってはあえて動線を長くするほうが心地よいと感じる方もいるかもしれません。
自分はどのような暮らし方をしたいのか、どうしたら居心地のよい住まいになるのか、どのような動きをするのがベストなのか、ご自身で考えるのは非常に難しいです。
SUNRISE-arcでは、新築の間取りを考える際、土地の条件、ご予算、住む人の生活スタイルを考慮しベストな間取りをご提案いたします。
ぜひ、新築の間取りで悩まれている方は一度ご相談ください。
まずは、弊社のHPでは間取りは公開していないので、施工事例を見て気になるお家の動線を見に来てください。
【イベント情報】
趣味とネコとの暮らしを楽しむ家 新築完成見学会
4月19日(土)・20日(日)
詳細はこちらから↓
https://sunrise-arc.jp/events/2025_0419.html
【イベント情報】
後悔しないための賢い家づくり勉強会
5月18日(日)10:00~
詳細はこちらから↓
https://sunrise-arc.jp/events/2025_0518.html